エイジングケア
お肌のエイジングケアは徹底されている方は多いですが、お口のエイジングケアはされていますか?
・最近、なんか噛みにくい??
・見た目が気になる、、、
・歯が黄ばんでみえる
・これってヒビ?
・口の中がよく乾くかも、、、
・食事中むせることがある
こういった症状は加齢と共に生じてきますが、お口のエイジングケアを行うことで改善していくことが可能です。
具体的にエイジング(加齢)によってどういった症状がおきるのか、さらに詳しく解説していきましょう。
かみにくい、見た目が気になる
エイジングに伴い、以前は歯並びや噛み合わせも気にならなかったのに、少しずつ歯並びがガタガタになってきたような感じがしたり、噛みづらくなったといった症状に悩まされることがあります。
これは、加齢変化や経年変化により、歯を支えている歯茎や顎の骨がやせてしまい、歯や人工物(被せ物・詰め物)がすり減ったり、変形することが原因の一つです。
また、歯と人工物との隙間が目立ったり、差し歯の色が合っていなかったり、変色してしまうことがあります。
さらに、歯周病が進行すると、歯根を覆っていた歯茎が下がって歯が伸びたように感じます。実際は歯周組織の衰えによるものです。また、歯が緩んでしまったり、抜けてしまうことで、歯並びや噛み合わせはより悪化します。歯周病予防を行っていくことで、歯茎の衰えを予防していくことができます。
綺麗に並んだ歯並びは、メンテナンス性がよいため、虫歯のリスクを下げ、歯周病の悪化を予防します。
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歯が黄ばんできた
毎日歯磨きをしているのに、歯が黄ばんだり黒ずみんだりしたと感じた事はありませんか。毎日の飲食物には歯を黄ばませる色素成分が入っているため、年齢に伴って歯が黄ばんでくるようになります。
歯の表面の着色汚れをクリーニングしても改善しない場合は、歯自身に色素が浸透してしまっている可能性があります。歯がすり減ったり、歯の表面のエナメル質が薄くなると、エナメル質の下にある象牙質が透けやすくなるためより黄ばみが目立ちます。
ホワイトニングでは、歯の中の色素に直接アプローチして歯を白くしていきます。
歯がすり減ってヒビなどが入るようになった
歯は骨と違って新しい組織と入れ替わることがありません。そのため、歯のすり減り(咬耗)やくさび状欠損、クラック(ヒビ)を治療するには、詰め物(充填)や被せ物(補綴)による人工物修復で回復をするしかありません。これらの問題は、進行することによる知覚過敏症状の悪化、歯髄炎の発生の原因となります。最終的には、歯が折れてしまうリスクもあります。
ひどい歯ぎしりやTCH(上下歯列接触癖)、食いしばりの癖がある場合には、進行する速度が早くなってしまいます。しっかりと予防をすることをおすすめします。
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口の中が乾くようになってきた
エイジングとともに、唾液腺も衰え、唾液が分泌されにくくなってきます。(エイジング以外で自己免疫疾患により唾液が減少する場合もありますのでご相談ください。)
お口の乾燥がひどくなると、唾液による抗菌作用が低下するので虫歯、歯周病のリスクが急激に上がります。短い期間でのお口の清掃・メンテナンスをおすすめします。
食事中むせることがある
オーラルフレイルという言葉をご存知ですか?口腔機能の軽微な低下や食の偏りなどを含み、身体の衰え(フレイル)の一つです。加齢や病気などによって、噛む、飲み込む、話すといった口腔機能が低下し、自分の歯で満足に噛めない、食べ物を飲み込むのに時間がかかる、口が渇きやすいといった症状が発生します。
また、オーラルフレイルにより栄養不足や誤嚥性肺炎、全身機能の低下など、様々な健康リスクを高めることが分かっています。
定期検診やメンテナンスによりお口の中を改善したり、正しい嚥下(えんげ)を行うことが重要です。
ノエルデンタルクリニックでは患者さん一人ひとりに合わせたお口の健康のためのエイジングケアを提案しております。見た目だけでなく、お口の機能、見た目にまでアプローチすることで、いつまでも美しく健康に過ごすことができます。
エイジングケアでは、患者さんご自身の毎日のケアも重要です。
ノエルデンタルクリニックでは、デンタルグッズやサプリメントも取り扱っております。クリニックでも購入できますが、下記のページからもご購入いただけます。お気軽にご利用ください。